イギリス留学体験記①ーイギリスのオカネ事情ー
こんにちは!
Sラボチューターの佐々です。
今年の8月は、大学の短期語学留学プログラムで3週間ほどイギリスに滞在していました(画像は週末にロンドン旅行をした時に撮ったものですが、平日ははシェフィールドという街で生活していました)。
プログラムを通して得た経験や新たな発見などを少しずつ皆さんとシェアしていこうと思います。
今回のテーマは、イギリスの「オカネ事情」です。
イギリスに滞在していて何より驚いたのは、大都市や田舎を問わず、どこもかしこもキャッシュレス化が進んでいるということです。
同プログラムに以前参加した先輩たちの体験記の中でも「イギリスでは現金はほとんど使わない」と言及されていたのですが、ここまでとは思いませんでした。
とは言っても、友達同士で割り勘をする時などに少しは必要になる、とのことで、イギリス到着後空港で換金をしようと"Currency Exchange"と書かれたデスクに向かったのですが、あいにくその時間は閉まっており、最初の数日は全く現金を持たずに日本から持ってきたクレジットカード2枚(VISA/Mastercard)だけで生活しました(その後、ホームステイ先が一緒になった学生に日本円とポンドを交換してもらい、日本円にして1万円ほどのキャッシュを手に入れました)。
イギリスでは、飲食店やスーパーなど通常のお店に加えて、例えば以下の場合にもクレジットカードが使用できます。
・屋台など街中の小規模な店舗
・バスの運賃支払い
・大聖堂や博物館、公園等へのドネーション
・サーカステント内で座席を回りながらお土産を売る売り子
ご覧のように、イギリスでは1ポンドレベルの小額決済も全く問題なく利用できました。
カードを利用する際には、ほとんどの場面で、コンタクトレス決済(カードを端末にピッとかざすだけ)が可能でした。一方、カードを挿入するタイプの端末では毎回PINコードの入力を求められました。
ただし、イギリス滞在中に一店舗だけ"CASH ONLY"のお店がありました。
ロンドン郊外にある中華料理テイクアウェイ(テイクアウト)専門店です。
ここまでカード決済が浸透していると、逆に現金のみ利用可能、というのは店舗側のデメリットが大きいのではないかと思ってしまいました。不思議ですね。
"CASH ONLY"のお店を避けて、割り勘もPayPay等を利用すれば、現金を全く持たずに3週間イギリスで生活することも可能だったかもしれません(お金の使い過ぎが怖いですが>_<)。
ただし、クレジットカードが何らかの問題で使用できない、という場合も十分に想定できるので、やはり少しは現金を持っておくと安心でしょう。