勉強が大好きすぎて大学を留年した話

こんにちは、チューターの永田です。 今回はタイトル通り"留年"の経験と、そこから得られた教訓について書いていこうと思います。なお、この記事の論拠に客観性のあるデータは唯の一つもなく、全て永田個人の主観と偏見によるものです。話半分に読んで頂きますようお願いいたします。


まずは私が在学していた東京理科大学についてですが、巷で5年制大学などと揶揄されているのを耳にするほど留年する人が多いイメージを持たれている大学です。実際に留年率が他の大学と比べ高いのかと言われるとそうでもないようですが、私の所属していた学科では留年した知り合いをカウントするだけで全学科生の1割に上ります。また、学部学科は違えど、サークルの同期は私含め半数以上が留年しました。


なぜ人は留年してしまうのか。もちろん事情はそれぞれ違うと思いますが例外はいったん置いておき、私なりの理科大における一般論を少し考えてみたいと思います。多くの人は理科大に難しい、課題が多いなどのイメージを持っているようで、またそれが留年に繋がっていると考えているようにも思えます。しかし、私は実のところ並外れて厳しいというようなことはないのではないか、と考えています。特別な事情がある人を除けば、少なくとも私の知り合いには"真面目に勉強し課題をこなしているにもかかわらず留年した"という人は一人もいません。全員例外なく、自らの怠惰により留年しています。そう、留年は主に怠惰によって引き起こされるものであり、基本的にはそれ以外の何物でもありません。当たり前ですね。人生を振り返るとまとわりつく不名誉な称号、炙り出された怠け者に与えられるレッテルです。


では私はというと、タイトルにある"勉強が大好きすぎて"というのはもちろん真っ赤な嘘で、これは塾長である桜井さんが私のことを紹介する際の決まり文句にしている枕詞です。私も例に漏れず"炙り出された怠け者"の一員、と言いたいところなのですが、私の場合はある意味ではもっと酷いかもしれません。 忘れもしない2019年2月、私は成績発表を見て驚愕しました。進級要件単位数にわずか1単位足りないのです。そんなはずは、と思いながら一つずつ履修した授業を確認すると、メディアデザインという授業の単位が取得できていませんでした。この授業はいわゆる楽単と呼ばれるもので、成績は期末に出される"アプリケーションを作成する"という課題の評価に基づいてつけられるという話でした。私は友人と共にその課題のアプリケーションを確かに作成したはずですので、楽単を課題の評価が低くて落単したのかと思い落胆していました(落単だけに)。 が、後日になってとんでもないことが発覚しました。 課題を提出し忘れていたのです。 やり終えた課題をメールに添付し送信する。たったこれだけのことを忘れていたがために、私は単位をもらえず留年してしまいました。とはいえ、やり終えた課題を提出するという当たり前なこともできない生徒に単位を与えられないのはそれこそ当たり前なことです。これでは怠け者どころか愚か者ですね。


さて、長々と留年話に花を咲かせてきましたが、今回私が伝えたかったことは、"当たり前なことにこそきちんと目を向けるようにしたい"ということです。当たり前なことというのは、どうでもいいから、気に留めることでもないから当たり前なのではなく、それがなければ当然生活できなくなってしまうから、あるいはそれと同等なほど重要なことだからこそ当たり前なのだと思います。私がSラボの生徒だったころに、桜井さんが"基礎は簡単だから基礎なのではなく、重要だから基礎なのだ"と繰り返していたのを今でもよく憶えていますが、まさに同じことだと思います。であればこそ、それを蔑ろにし続けた当時の私は留年してしまったわけですから、当たり前にやらねばならないことには常に気を張っておきたいものです。また、勉学のみならず生活においても、最近では"エッセンシャルワーカー"なんて言葉でひとまとめにされながらも注目されていますが、それに限らずあらゆる場所に潜む当たり前には常に人の影があります。誰しもが今一度そこに目を向けてそらさずに、そして感謝を忘れないよう生きていけるような社会になればと思います。


そんな社会の実現に向けて、苦い過去の経験を糧にし、当たり前を見逃さずに大切にする授業を心掛けてこれからも精進します!

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