こんばんは、Sラボチューターの齋藤です
今日になって急に寒くなってきましたね、皆さまはどうお過ごしでしょうか 僕は1日で半袖Tシャツから長袖に上着を羽織るという目覚ましい変化を遂げてしまいました
僕と同じように、多くの人は服を着込んで屋外の寒さを凌ぐ訳ですが、動物たちはどうやって寒さをやり過ごすのでしょうか
彼らも服を着替えるのか?それも答えの一つでしょう 冬毛に生え変わると言うのは、立派な寒さ対策ですね さらに寒い地域では、年中長い毛で覆われた生物も生息しています ホッキョクグマはその最たる例でしょう ホッキョクグマの体毛はストロー状になっていて、本当は透明なのが光の屈折によって白く見えてしまうんですね、それほどまでに毛が長く、量が多いのです
皮下脂肪を蓄える、と言う方法もあります アザラシって丸っこくて可愛いですよね? 彼らも、一皮むくと分厚い脂肪がお出ましするわけです
身体を大きくすると言うのも、寒さ対策の一つですね 身体の大きさと寒さと、なんの関係があるんだと疑問に思われるかもしれませんが、実は身体が大きくなると体重に対しての体表の表面積が減少するため、熱の放出が抑えられるんです これを専門用語で「ベルクマンの法則」と言います
他には、おしくらまんじゅうをする、という方法も取られます ペンギンはみんなで円陣を組んで、寒さから身を守ります このような行動は、ハドリング、と呼ばれるそうです
私たち人間はやれ服を着込むだの、暖房をつけるだのと、楽をして冬を越している訳ですが、動物たちは苦労して寒さを凌いでいます この冬は動物たちを見習って、皮下脂肪を増やしたり、おしくらまんじゅうをして寒さ対策をするのはいかがでしょうか
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