卒論の執筆について②
こんばんは、Sラボチューターの齋藤です
先週は論文の大まかな構成の話をしたので、今週は論文を書く際の苦労話をしたいと思います
苦労その1 文章力、語彙力の無さ
卒論はとにかく長い、人生で一番の長文と言っても全くもって過言ではありません
適当な日本語でかさまししても良いならどうとでもなるかもしれませんが、学術的に正しい言葉遣いをしなければならないのがしんどい
普段使わないような言葉を書き連ねて自分の考えを述べることの何と大変な事でしょうか(まだ日本語で書いているだけましなのかもしれませんが)
苦労その2 論文の構成
先週お話しした通り、論文の構成には決まりがあり、序論、材料と方法、結果、考察の順で進めていきます
材料と方法と結果は別に大変じゃないんですよね、事実を書くだけなので
ただ序論と考察がしんどい
考察では、実験で得られた結果をどう解釈するかを記す訳ですが、そんなの聞かれても困ります
世の中の理系学生の大半は教授に言われた実験をやっているだけで、その研究の意味とかはよく分かっていない訳でして、結果から何が考えられるかと言われましても……ですよね?
序論では、これは考察でがっつり書きたい情報だしここでは控えておくか、とか、これめっちゃ重要だけどこの論文にはあんまり関係ないし書くのやめとくか、とかの謎の駆け引きが始まります
今回は実際に書く際の苦労についてでしたが、論文を書き始めるまでにも苦労は伴うものです
皆さんは計画的に実験を進めましょうね(卒論に苦しむ同級生がたくさんいるので)