~体験記①の続き~
■TOEFL iBT受験当日■
受験会場は、御茶ノ水ソラシティテストセンターというところでした。
テスト案内には10時開始と書いてあったのですが、余裕を持って会場には9時過ぎに到着しました。しかし、私よりも前に既に十数人が会場に到着していました。
TOEFL iBTは各自がパソコン上でテストを受験する、という形式のため、会場に到着する時間によって、テストの開始時間もそれぞれ異なるんですね。
受験前のセキュリティチャックや本人確認は9時30分から始まり、会場への先着順に案内されるため、早い人は9時40分頃にテストをスタートし、遅い人だと10時以降にスタートするようです。
私が席に案内されたのは9時50分頃だったと思います。
最初にヘッドフォンテストやマイクテストを行い、すぐにリーディングセクションがスタートしました。問題構成は大問4つで、試験時間は80分でした(後で知ったのですが、4問中1問は採点されないダミー問題だったようです)。
体験記①でも述べたように、参考書を用いて同様の問題形式を何度も練習していたのですが、いざパソコンで受験する、となるとかなり勝手が違い、焦りから一度頭が真っ白になってしまいました。パソコン上には残り時間が表示され、「78分50秒・78分49秒・78分48秒…」というように刻々と時間が過ぎていくのを見ると、さらに焦ってしまいました。
しかし、数分すると「受験には3万円かかっているのだから、無駄にできない」という考えが頭をよぎり、何回か深呼吸をして落ち着きを取り戻しました。
結局、問題は時間内に全て解き終わりましたが、わからなくて適当に回答した問題もいくつかありました。
また、先述のように、テスト開始のタイミングが教室内でも人によって異なるため、リーディングの文章を読んでいる間にも周りの人が立てる音がどうしても気になっていまいました。これは受験後に知ったことなのですが、教室にはパスポートとロッカーの鍵以外に唯一耳栓だけは持ち込みが可能だったようです。事前によく調べて、持っていけばよかったと深く後悔しました。
その後のリスニング・スピーキング・ライティングは比較的落ち着いて受験することができたと思います。
■TOEFL iBTスコア確認■
受験日から6日後の午後13時(アメリカ東部時間で0時)になると、インターネット上でスコアを確認できるようになります。トータルスコアは89点でした。リーディングの冒頭で焦ったこともあり、個人的にはもう少し点数が低くなると予想していました。4つのセクションのうち、最も点数が低かったのはやはりスピーキングで、もっと練習が必要だと痛感しました。
留学の応募に必要な点数としては、ほとんどの大学が設ける基準をクリアしていたのですが、最低でも90点を超えたいという目標があったため、再受験することを決意しました。
~体験記③に続く~